Sons of Destiny
(The Saga of Darren Shan #12) (再読)
Sons of Destiny
(47,000語 YL:5.4)
The Saga of Darren Shanの第12巻を再読しました。いやー、いいラストですね。DarrenとSteveの対決。たとえ勝ったとしても絶望的な未来が待っている。生まれる前から定められた運命に、最後の力を振り絞って抗うDarren…。カッコ良すぎですね。タイトルも"Sons"と複数形になっているのがまたニクイです。第1巻のはじめから、このラストにつながる伏線が準備してあったかと思うと、そのプロットの深さに脱帽です。
シリーズを通してみると、所々で多少の難はあったとしても、とても楽しめる作品ですよね。Crepsleyをはじめ、奇抜で魅力的なキャラクターも多数登場しますし、3巻ずつで1つの区切りになっているという構成も分かりやすいです。残酷なシーンやグロテスクなシーンも多々ありますが、それでも子供を含む多くの読者に親しまれる魅力にあふれた物語であることは間違いないと思います。
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