Uncle Montague's Tales of Terror

Uncle Montague's Tales of Terror
(60,000語 YL:7.0)
EdgarはMontagueおじさんの家で、いろいろな話を聞いた。登ってはいけない木に登った少年、悪魔に取りつかれた子供、幽霊の出る家…。どの話も悲惨な結末ばかり。おじさんはこれらの話が作り話ではないと言う。それでは、おじさんはどうやってこれらの話を知ったのだろうか…?
短いホラー話のオムニバスですが、ただの短編集ではなく、老人が少年に語りかけるという形式で話は進んでいきます。どの話もなかなかに薄気味悪くていい感じです。全般的に、「好奇心から余計なことに首を突っ込んでしまったために起こった悲劇」というタイプの話が多いですね。個人的には、「願いを叶える絵」を見つけた女の子の哀れな姿を描いた"The Gilt Frame"が好きです。
所々に挟まれる不気味なイラストも、効果的に薄気味悪さを増幅させています。物語の雰囲気を知りたい人は、公式サイトをチェックしてみて下さい。
評価:★★★
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