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2014.01.27

英語の発音矯正に挑戦!

これまでほぼ独学で英語学習を続けてきましたが、初めて英語教室で英語を学ぶことにしました。目的はズバリ「発音の矯正」です。

以前に受けたTOEFLの結果からも、Listening, Reading, Writing, Speakingの中で自分が最も苦手なのはSpeakingであることは明らかでした。というわけで、一念発起して英語の発音を一から学びなおすことにしました。自分では発音の良し悪しは分からないので、独学で発音を改善するのには限界があると感じ、英語教室に入ることにしました。

自分が通う教室の先生はバリバリの日本人の方なのですが、英語の発音の時の口の形などを非常に丁寧に教えて頂けます。発音を1つ1つ丁寧に練習してみると、自分が普段いかに適当な発音で済ませているのかをあたらめて認識することができます。

普段使わない顔の筋肉をたくさん使うので、顔面筋肉痛になりそうですが(笑)、少しでもよい発音になるように頑張っていこうと思います。

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2014.01.18

The Help


The Help
(158,012語 YL:8.0)

Aibileenは白人一家に仕える黒人メイド。彼女は雇用主の命令には従順に従うタイプであったが、一家とは別のトイレを使わされるなどの差別が重なり、次第に不満をつのらせていった。そんな中、白人のMiss Skeeterが、黒人メイドの本音を書いた本を出版したいと言って、Aibileenに協力を頼んできた。しかし、白人に逆らった黒人は暴行を受けたり、命を奪われるということが日常茶飯事に起きていた。身の危険を感じてSkeeterの協力を拒んでいたAibileenであったが、これまでに受けた不当な仕打ちを次第に打ち明け始める。そして、その動きは次第に広がっていき、町中に大きな影響を与えることになる…。

人種差別の蔓延する60年代のミシシッピにおける女性達の人生を描いた物語です。人種差別というと、「差別する白人と差別される黒人」という構図が思い浮かぶかもしれませんが、この本に出てくる関係はもっと多様で複雑です。実の親以上に黒人メイドから愛情を注がれてきた白人の子供。黒人を差別する白人と、黒人を擁護する白人の間の確執。黒人夫婦の間に生まれた「肌の白い黒人」の立場など、差別に関わる様々な人間関係が繰り広げられます。

あとがきにも書いてありますが、この物語の多くの部分が、ミシシッピで生まれ育った著者の経験と関係があるようです。そんな著者でさえ、人種差別の問題を扱った物語を書く時には、過度に描きすぎではないかとか、本当の姿を全然描ききれていないのではないかとか、ものすごく悩んだようですね。でも、作者が言いたかった「ひとりの人間として、きちんと向き合うことの大切さ」みたいなものは、十分伝わってくると思います。

評価:★★★★

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