Palace of the Damned
(The Saga of Larten Crepsley, Book 3)

Palace of the Damned
(43,135語 YL:5.0)
船上の船員達を皆殺しにし、たった一人残った赤ん坊を抱いてグリーンランドに降り立ったCrepsley。極寒の大地を彷徨い、何者かに導かれるようにたどり着いたところは、伝説のヴァンパイアの墓であった。そこでクレバスに落ちそうになったCrepsleyを助けたのは、Desmond Tiny。彼はヴァンパイア達の運命を弄んでいるのか…?
The Saga of Larten Crepsleyの第3巻です。Larten Crepsleyは今回もいろんなところをさまよいます。場面がころころ変わって面白いですし、彼の惚れっぽいところがすごく出てますね。前巻ではMalora、そしてこの巻ではArraとAlicia。男臭さ全開のダレンシャン本編に比べ、恋愛がクローズアップされているような気がします。まだお子ちゃまなDarrenが主人公の本編と違い、オトナの魅力で読者をひきつけるLartenといったところでしょうか。本編の方でも重要な登場人物であるGavnerやKurdaの若かりし頃が見られるのも、本編のファンとしては嬉しいところです。
評価:★★★
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