The Sign of Four
The Sign of Four
(49,600語 YL:9.0)
事件も無く退屈していたHomesを訪ねてきたMiss Morstan。6年前から毎年美しい真珠が彼女のもとに送られてきたという。そして今年届いたのは一通の手紙。「今夜7時、劇場の外でお待ちしています。あなたに対するこれまでの不当な扱いは正されなければなりません。あなたの友達より」そしてMiss Morstanと一緒に待ち合わせ場所に行ったHomesとWatson。そこから彼らが連れていかれた先では、悲劇が待っていた…。
シャーロックホームズの第2作目です。Homesの推理力というか、情報収集力の方に焦点が当たっているように思います。警察犬(のような犬)を使ったり、独自の密偵を街中に放ったりします。でも面白いのは推理のパートよりは、犯人を追いつめるテムズ川でのボートチェイスでしょうね。ロンドンど真ん中での追いかけっこはなかなかスリリングです。でも、最後の犯人の背景告白がちょっと長いですね。このへんは第1作目のA Study in Scarletと一緒です。あと、どうでもいいけどWatsonさんは惚れっぽいですねぇ。
英語のレベルとしては、Sherlock Holmesはちょっと難しい部類に入りますね。ちょっと昔の英語の読み物って、大体こんな感じなのかな。
評価:★★★
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