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2015.09.26

Tiger's Promise (Tiger's Curse Novella)


Tiger's Promise
(43,400語 YL:6.0)

王の側近Lokeshは、ある企みを抱いていた。娘のYasubaiを敵国のRajaram一族の王子Dhirenに嫁がせ、強大な力を持つ魔法のアミュレットを奪った上で、彼らを殺害するという。残忍な父には逆らえずに苦しむYasubai。何とかRajaram一族を救おうとするのだが、待っていたのは悲劇的な結末だった…。

Tiger's Curseシリーズのサイドストーリーです。RenとKishanが呪いによって虎の姿になる前の話で、Renの婚約者Yasubaiの視点で描かれています。女の子がRenとKishanの両方に好かれて悩む部分は本編と同様の展開。ここまで来るとさすがにマンネリ感が漂います。

で、本の最後には次回作の冒頭部分が載っていました。4巻で終わりかと思ったのですが、このシリーズ、まだ続くんですね。

評価:★★★

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2015.09.23

How Google Works ― 私たちの働き方とマネジメント


How Google Works ― 私たちの働き方とマネジメント

グーグル会長で前CEOであるエリック・シュミットによるグーグル流ビジネスの解説本です。従来のやり方が全て覆されるような会社で、彼らが従来の考え方を捨て、どのように会社を発展させていったかを知ることができます。話題は、企業のカルチャーや採用、コミュニケーションなど多岐にわたります。

グーグルの基本的なアプローチは才能に満ち溢れたスマート・クリエイティブ達を引き付け、彼らに自由を与える。そして高い目標にチャレンジさせて、失敗からも学ぶようなカルチャーを醸成する。当たり前のようなアプローチにも感じますが、採用人数や就職活動時期などに対して非常に制約の多い日本企業には難しいやり方かもしれません。あと、海外のスマート・クリエイティブがわざわざ日本語を勉強して日本で仕事をするよりは、日本のスマート・クリエイティブが英語を勉強して海外に出ていくことの方が多いでしょうしね。

やはり、グーグルのようなイノベーティブな企業からは、学ぶべきところが沢山あるように思いました。スマート・クリエイティブにはなれなくても、自分の普段の行動や考え方に生かせるようなヒントが沢山あるように思います。とりあえず自分は、できる範囲のことを精いっぱいやるだけでなく、もうちょっとドラスティックな目標を掲げられるようになりたいですね。仕事でも何でも。

評価:★★★★

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2015.09.22

日産スタジアム ワールドカップツアー

今日は、日産スタジアムの「ワールドカップスタジアムツアー」に行ってきました。2002年のワールドカップ開催時の記念の品々等を展示しているガイド付きのツアーです。

20150922_134131

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2015.09.17

Tiger's Destiny (Tiger Saga Book 4)


Tiger's Destiny
(131,880語 YL:6.0)

宿敵Lokeshに捕われてしまったKelsey。RenとKishanは何とか彼女を救い出すが、Lokeshの魔の手はKelseyに忍び寄る。Lokeshを倒すため、女神Durgaの最後の秘宝、炎のロープを手に入れたKelseyであったが、それは意外な世界への入り口だった。そこで再びLokeshと対峙する彼女の運命は…?

Tiger's Curseシリーズの最終巻です。相変わらずのロマンス全開ですが、今回はLokeshを倒すのに忙しい(?)ので、あまりイチャイチャラブラブしている暇がありません。そういう意味では、シリーズの中で一番ファンタジーっぽい感じがします。

最後の対決もそれなりの大掛かりな舞台が用意されて盛り上がります。これまでKelsey達を助ける立場の女神Durgaの意外な秘密も明らかになり、ストーリー的にもシリーズ最大に盛り上がってくれます。そして一番重要な、RenとKishanの間をフラフラしていたKelseyが、どちらをどのように選ぶかという点についても、それなりに納得のいく落としどころをつけているように思います。

評価:★★★

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2015.09.13

I AM ZLATAN
ズラタン・イブラヒモビッチ自伝


I AM ZLATAN
ズラタン・イブラヒモビッチ自伝

ヨーロッパで数々のゴールとタイトルを獲得したスウェーデンのストライカー、ズラタン・イブラヒモビッチの自伝です。

相当野性的でワルな彼は、行く先々でトラブルや衝突を起こします。しかし、オランダ、イタリア、スペインと様々なビッグクラブを渡り歩く中で、常に結果を出し続けて周囲を黙らせてきたというその力強さには圧倒されます。最近移籍したフランスのパリSGでも優勝してますし、まさに優勝請負人ですね。欧州4カ国でリーグ優勝を経験したフットボーラーというのは、なかなかいないのではないでしょうか。

ビッグクラブ間での高額な移籍の駆け引き、プライベートな側面など、表にはなかなか出てこない側面も書いてあり、そのあたりも非常に面白いです。多少内容は「盛ってある」かもしれないのですが、それを差し引いても楽しんで読めます。

評価:★★★★

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2015.09.07

「日本人と英語」の社会学 -- なぜ英語教育論は誤解だらけなのか


「日本人と英語」の社会学

「日本人は英語が下手」とか「英語ができると収入が増える」等の一般的な説が本当かどうかをデータに基づいて検証した本です。どんなデータをどのように分析したのかが非常に詳細に書かれていますが、各章の最後に「まとめ」として分析結果のサマリが書かれているので、まずここを読んで、興味のあるところだけじっくり読んでみても、かなりの情報が得られると思います。

自分が興味を持った分析結果は以下のような部分です。

  1. 「日本人は英語が下手か?」→「国際的に低いレベルにあるというのは本当だけど、突出しているわけではなく、東アジアや南欧と同レベル」

    やっぱり、データから見ても「実は日本人は世界的に見ても英語が得意だった!」とは言えないようです…。

  2. 「女性は英語好きか?」→「男女間で学習意欲の強さの違いは見いだせない。しかし、高学歴者男性は仕事等の実益のために英語を勉強し、同女性は趣味のために勉強する傾向がある」

    男性は「必要だから」英語を勉強し、女性は「面白いから」英語を勉強するという傾向があるとすると、あるカテゴリの層に関して言えば、「男性よりも女性の方が比較的英語好き」と言えなくもないという感じでしょうか。

  3. 「英語ができると収入アップ?」→「英語ができない層と、英語で仕事ができる層では、収入に数百万円の差がある。しかし、この相関関係が他の要素(学歴等)の影響である可能性は否定できない」

    英語ができる人は、他の勉強もできる可能性が高くて、良い大学や優良企業に入れて、結果的に収入に差が出るという可能性はありますよね。

いわゆる通説がどの程度本当なのかをデータに基づいて議論することにより、様々な発見があって非常に面白いです。やみくもな商業主義的英語礼賛でもなく、感情的な英語不要論でもなく、「英語教育をより良いものにしていくために、今我々が置かれている状況を、しっかりと客観的に認識しましょう」という姿勢にはすごく好感が持てます。

全ての英語教育に携わる人に読んでほしい本です。

評価:★★★★

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