皇后杯決勝

初めて女子サッカーを生で観戦しました。皇后杯決勝、アルビレックス新潟レディース対INAC神戸レオネッサ戦です。決戦の地は等々力陸上競技場。

引退を表明した澤穂希選手の現役最終戦ということで、2万人を超える観客が集まりました。有料入場者数ではないかもしれませんが、フロンターレのリーグ戦と同じくらいの観客が入ったのはすごいことですよね。

試合の方は一進一退の攻防の中、後半にINAC川澄のCKから澤がドンピシャのヘディングで先制。衝撃の瞬間を目の当たりにした時に出た言葉は「うっそぉ～！」ここぞという場面で信じられないことをやってのける澤選手。やっぱりバロンドールは只者ではないと思いました。

試合はそのまま1-0で試合終了。INAC優勝で、有終の美を飾った澤選手でした。

それにしても、2万人の観客が入ったスタジアムは、決勝戦、そして澤選手のラストゲームにふさわしい雰囲気だったと思います。そして澤選手は、女子サッカーが2万人の観客を集められるエンターテイメントコンテンツであることを身をもって証明してくれたと思います。確かに、今日は澤選手ラストゲームという特別な試合だったかもしれませんが、こういう「特別な試合」がこれから何回も出てきて、それが当たり前にならないとも限りませんよね。

今日の試合、白熱してとても面白かったです。澤選手がピッチにいなくなっても、また熱い戦いを続けてくださいね。またお金払って現地に見に行きますから。