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2016.03.31

Angels & Demons


Angels & Demons
(155,149語 YL:8.0)

スイスの科学研究機関CERNで研究員が殺害され、爆発的エネルギーを持つ反物質が盗まれた。長年カトリックから迫害を受けていた科学集団イルミナティがそれを盗み、法王を選ぶコンクラーベ真っ只中のバチカンの爆破を計画しているという。イルミナティを研究しているハーバードのRobert Langdon教授はCERNの要請で呼び出され、事件の真相解明に取り組むのだが、残された時間は刻一刻と過ぎていく…。

"The Da Vinci Code"のRobert Langdonシリーズの第1巻です。歴史あるバチカンの街で繰り広げられる、宗教と科学をめぐる対立を描いたサスペンスです。強大な爆発力を持つ反物質によるバチカンの爆破や枢機卿の殺害が予告され、時間の無い中でのLangdon教授の謎解きが進みます。最後の最後まで真相が明らかにならないプロットの展開は見事で、読者をぐいぐいと引き込むパワーを持った、一級品のエンターテイメント作品です。

15万語を超える大人向け作品としては、英語も割と平易な部類に入ると思います。宗教的、科学的な用語もたくさん出てきますが、それらに対する説明も十分で読みやすいです。ベストセラーになるのもうなずける一冊。

評価:★★★★★

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2016.03.11

The Memoirs of Sherlock Holmes


The Memoirs of Sherlock Holmes
(87,520語 YL:8.0)

シャーロックホームズの短編集です。The Adventures of Sherlock Holmesに比べると、ちょっと印象の薄い話が多い感じ。それでもホームズの兄が登場したり、ホームズ自身に危険が及ぶなどの話もあり、物語が事件よりもホームズのパーソナリティーに重点を置くようになってきているように見えます。

注目の作品は何といっても「最後の事件」(The Final problem)ですね。宿敵モリアーティ教授との知恵比べの結末は見ものです。

評価:★★★

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