The Lost Symbol

The Lost Symbol
(136,000語 YL:8.5)
ハーバード大のRobert Langdon教授は、恩師のPeter Solomonからの講演依頼を受けて、首都ワシントンへ向かった。しかし講演会場である国会議事堂にはPeterの姿は無く、そこにあったのは、天を指さす切断されたPeterの右手であった。Peterを誘拐した犯人から連絡を受けたRobertは、ワシントンの地下に眠ると言われる、フリーメイソンの秘密を探すことになるのだが…。
Robert Langdonシリーズ第3弾です。ヨーロッパを舞台にした第1作、第2作とは異なり、舞台は米国首都のワシントンです。今回Langdon先生はフリーメイソンの隠された秘密を解き明かすことになり、相変わらずの暗号&陰謀のオンパレードです。こんなに何度も命の危険にさらされる大学教授もなかなか珍しいのではないかと(笑)。
1作目の"Angels & Demons"と、2作目の"Da Vinci Code"は映画化されており、今度は4作目の"Inferno"も映画公開されるというのに、本作だけ映画化されていないのですね。それをフリーメイソンの陰謀と考えるのはちょっと単純すぎますかね(笑)。「バチカンを揺るがす陰謀」とか「ダビンチの絵画に隠された秘密」に比べると、「秘密結社フリーメイソンの秘密」というのは一般受けしないのかな。それとも、ローマとかパリに比べて、米国ワシントンの狭い範囲が舞台という点では、ちょっと映像的な面白みに欠けるのかな。
評価:★★★
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)








英検DSトレーニング 




最近のコメント