Who Ate All the Squid?: Football Adventures in South Korea
Who Ate All the Squid?: Football Adventures in South Korea
(80,000語 YL:7.0)
サッカーの日韓ワールドカップの興奮も冷めやらぬ2003年、低迷する韓国の古豪サッカークラブ釜山に監督として就任した、スコットランド人のIan Porterfield氏の苦闘を描いたドキュメンタリーです。
この手のスポーツものだと、ドラマチックな試合展開や熱い人間ドラマが繰り広げられて最後にタイトル獲得などの成功で終わるというのが定番かと思います。ですがこの作品は、あえて全くうまくいかなかったシーズンに密着しているのが面白いですね。試合には勝てないし、満を持して獲得した外国人選手は期待外れ。やってるサッカーはロングボールばかりで面白味がなく、観客は入らない。翌年にはカップ戦のタイトルも獲得し、アジアチャンピオンズリーグでも惜しいところまで行くのですが、それらの栄光の話はエピローグにさらっと書いてあるだけです。
日本人が目にすることはあまりないであろう韓国サッカーの様子が分かって非常に興味深いです。もう15年以上前の話とはいえ、観客席で発煙筒が焚かれるとか、なかなか過激なところもあります。サンフレッチェ広島などで活躍した盧廷潤(ノ・ジョンユン)さんなど、Jリーグゆかりの選手も何名か登場します。
ちなみに、自分はこのタイトル"Who Ate All the Squid?"と内容の関係が全く分かりませんでした。
評価:★★★★
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コメント
はじめまして。昨年から英語多読をしています。
先日読んだ本の語数を知りたくて、検索していたところ、ぴくりんさんの記事でReading Lengthを教えていただき、無事、語数を知ることができました! ありがとうございます!!
私はまだ30万語程度でのらりくらりやっていますが、ちょっと前までは英語原書を読むようになれるとは思っていなかったので、それだけでも世界が変わった気がしています。
本当は、自分の英語力に見合った本を読まないといけないのですが、なにせうちの市の図書館には多読用の本も、原書もほぼゼロなんです! 本当に他市、他県との文化格差がひどくて悲しいです…。
投稿: nikka | 2020.12.09 17:13
nikkaさん、コメントありがとうございます。
図書館に洋書が無いということですが、Scribd(https://www.scribd.com/)を利用するのはいかがでしょうか。
英語の電子書籍&オーディオブックのsubscriptionサービスです。毎月1,000円ちょっとで、いろんな作品を楽しめるので、英語漬けの毎日を送ることができます。スマホやタブレットのアプリなら、知らない単語をタップするだけで日本語訳を検索することもできます。
30日間無料トライアルもあるので、ちょっと覗いてみると面白いと思いますよ。
投稿: ぴくりん | 2020.12.09 22:40
私は電子書籍が苦手で、できれば紙媒体で読みたい派で…。
でも、検索機能がついているというのは、やっぱり電子媒体の魅力ですよね。
アドバイスありがとうございました!
投稿: nikka | 2020.12.10 13:24