Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man
Too Much and Never Enough
(60,000語 YL:8.0)
ドナルド・トランプ元大統領の姪が執筆した、親類の立場から観たトランプ氏の姿。トランプ氏は、力で周囲をねじ伏せることこそが強さであり、過ちを認めることは弱さであると父親から教え込まれ、他人を愛することを知らずに育ったと著者は主張する。そのため、大統領任期中にコロナウイルスで何十万人もの死者が出ても自身の責任とは思わず、株価が上昇したことを自分の手柄のように振る舞うのだという。
この本に書かれていることの真偽を判断することはできないけど、1月6日に米国国会議事堂で起きた事件と、その前後のトランプ氏の言動を考えると、著者が懸念していたことが最悪の形で現実になってしまったように思われる。
評価:★★★
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