2018.05.03

Dark Matter: The Private Life of Sir Isaac Newton


Dark Matter: The Private Life of Sir Isaac Newton
(107,360語 YL:9.0)

Christopher Ellisは、ロンドン塔の造幣局に勤めるIsaac Newtonのアシスタントになった。Newtonはそこで通貨偽造などの監視を行っていた。そんな中、Ellisの前任者が堀の中で他殺体として発見される。NewtonとEllisはその真相解明に乗り出すが、さらに多くの被害者が出る。果たして犯人の目的は何か…?

万有引力の法則で有名なIsaac Newtonを主人公にしたミステリです。彼の洞察力が自然界の法則だけでなく、殺人事件にまで応用されるところがユニークです。主人公のNewtonとアシスタントで語り手のEllisの関係は、まるでホームズとワトソンのような関係ですね。

評価:★★

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2018.04.05

A Street Cat Named Bob


A Street Cat Named Bob
(64,120語 YL:5.5)

薬物中毒(リハビリ中)で、無職のストリートミュージシャンJamesが野良猫Bobと出会い、人生を変える姿を描いた自伝です。JamesはBobとの生活のために音楽を諦め、薬物を克服し、人生の新たな一歩を少しずつ踏み出していきます。愛する者を守りたいという気持ちは、こんなにも人を強くするものかと驚かされます。

評価:★★★

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2018.02.12

Wherever You Go, There You Are


Wherever You Go, There You Are
(92,720語 YL:7.0)

マインドフルネス、瞑想の考え方について述べた本です。今、この瞬間に集中し、物事をありのままに見つめることの大切さについて教えてくれます。自分の今の立ち位置をしっかり把握することで、次に進むべき道が見えてくるなど、物事のとらえ方などについて参考になる考えが沢山乗っています。”Nothing can bring you peace but yourself”という一文がすごく印象に残りました。

評価:★★★★

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2018.02.04

Once Upon Stilettos
(Enchanted Inc., Book 2)


Once Upon Stilettos
(94,830語 YL:7.0)

魔法株式会社MSIのR&D部門に侵入者が。どうやら内部にスパイがいるらしい。CEOのアシスタントを務めるKatieは調査を命じられるが、その調査で重要な彼女の能力「魔法耐性」がいつの間にか無くなっていた。いつ魔法で攻撃されてもおかしくない状況で、Katieは犯人を突き止めることができるのか…?

Enchanted Inc.シリーズ第2弾です。会社に侵入したスパイの調査をしたり、魔法耐性が無くなったり、両親がN.Y.にやってきたり、同僚に振られたり突然モテたりでなんだかとてつもなく忙しいKatieですが、メインの読みどころはやっぱり恋愛パートですね。なんだかんだ言って、結局手の届かないOwenのことを一途に想い続けるKatieが何とも可愛いです。

評価:★★★

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2018.01.16

The Last Child


The Last Child
(143,000語 YL:7.0)

Johnnyは1年前に誘拐された双子の妹Alyssaを探していた。そんな中、彼の目の前で交通事故が起きる。事故にあった男が最後に残した言葉は「女の子を見つけた…。」この男はAlyssaの居場所を知っており、口封じのために殺されたと信じるJohnnyは、怪しい人物を次々に捜査していくが、果たして真相を知っているのは誰なのか…?

女の子の誘拐事件の真相に迫るサスペンスです。次々に怪しい容疑者が浮かんでは消え、最後の最後まで物語がどう転がるのか分からない、スリリングな展開が続きます。結末も意外性が高く、しっかりプロットの練られた良作サスペンスです。

評価:★★★

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2017.12.29

Origin (Robert Langdon Book 5)


Origin
(135,000語 YL:8.0)

Robert Langdon教授は、かつての教え子、天才科学者Edmond Kirschが「世界的大発見」の発表を行う会場のGuggenheim美術館にいた。そこでKirschは「我々はどこから来たのか?我々はどこへ行くのか?」という問いに対する大発見についての説明を始めた。しかし事件が発生し、彼の発見は謎に包まれてしまう。謎の真相を突き止めるため、Langdon教授と美術館の館長Ambra Vidalは、バルセロナの街を駆け巡る…。

Robert Langdon教授シリーズの第5弾です。今回の舞台はスペイン、バルセロナ。Langdon先生が美女と一緒に謎解きのために観光名所を走り回るというのはお決まりの展開。人工知能がクローズアップされていることもあり、今作はサスペンスというよりはSFテイストが強いですね。科学対宗教という構図で見ると、1作目の”Angels & Demons”に通じるものが多いような気がします。

評価:★★★★

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2017.12.07

The Casebook of Sherlock Holmes


The Casebook of Sherlock Holmes
(83,179語 YL:7.0)

シャーロックホームズの最後の作品集。ホームズ自身が語り手となっている作品や、引退後のホームズを描いた作品もあります。ですが、語り手はやっぱりワトソンの方がいいですね。ホームズも、彼自身にしてみれば単純で当たり前の事実を、ワトソンが驚くべき奇跡のように語ってくれるのを、まんざら悪くないと感じているように見えます。

評価:★★★

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2017.11.15

His Last Bow
(Sherlock Holmes)


His Last Bow
(88,000語 YL:7.0)

シャーロックホームズの短編集です。ホームズの最後の事件の物語「最後の挨拶」も収録されています。今回の作品中のホームズは不法侵入や脅迫など、なかなかにアグレッシブ&アウトロー的な部分がかなり出てきているような気がします。

面白かった作品は失踪した女性を探す「フランシス・カーファックス姫の失踪」。ワトソン博士がホームズの代わりにフランスで捜査を進めると思いきや、やっぱりホームズの掌の上で遊ばされていたという構図は非常に愉快です。

評価:★★★

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2017.10.22

The Return of the King
(The Lord of the Rings #3)


The Return of the King
(142,000語 YL:9.5)

指輪を破壊するために旅立ったFrodoであったが、敵につかまり、塔の中で拷問を受けていた。そこに指輪の力で透明になったSamが現れ、Frodoを助け出す。彼らは変装して塔の外に逃げ出すのだが…。

「指輪物語」の完結編です。一言で言うと、とにかく難しい。仲間達も分かれていろんなところで戦ってるし、人や地名などの固有名詞も多いし、ストーリーを追うのがやっとで、あまり物語を楽しむところまでいけませんでした。10年以上多読を続けてきましたが、ここまで読むのに難儀した本はなかなかありません。邦訳版か映画を先にチェックしておけばよかったかな。

評価:★★

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2017.09.11

The Diary of a Young Girl


The Diary of a Young Girl
(82,762語 YL:6.0)

第二次大戦中に、ナチスから逃れてオランダで隠れて暮らしたAnne Frankの日記です。いつ捕まえられてもおかしくない状況で、息を殺して暮らしながらも、恋愛の喜びや、事態の好転への希望なども綴っています。Anneのように多感で才能もある若い女性が、もし自由に世界を飛び回れたら、どんなに素晴らしい人生が送れたのだろうと考えずにはいられません。突如続きが無くなった日記を読むと、本当に胸が痛みます。生前、彼女はジャーナリストか作家になって、自分の作品が多くの人に読まれることを望んでいました。死後に日記が出版されることは、彼女が望んだかたちでは無かったと思います。ですが、彼女の言葉は、きっと彼女が生前に想像したよりも多くの人達に、大きな影響を与え続けているのだと思います。

人種や信条などでの衝突が深まる現代において、もう一度注目されてほしい作品です。

評価:★★★★★

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