The Boring Book
The Boring Book
(500語 YL:2.0)
ヨシタケシンスケさんの絵本「つまんない つまんない」の英訳版です。「つまらない」ってどういうことかという疑問を、子供の視点から描いています。最初は面白かったけどだんだんつまらなくなってきたりとか、「つまらない」と「おもしろい」の境目ってどこにあるんだろうとか、なかなか哲学的な問いのようにも感じます。とても面白い本ですが、この本も100回読んだらつまらなくなるのかも(笑)。
評価:★★★★
The Boring Book
(500語 YL:2.0)
ヨシタケシンスケさんの絵本「つまんない つまんない」の英訳版です。「つまらない」ってどういうことかという疑問を、子供の視点から描いています。最初は面白かったけどだんだんつまらなくなってきたりとか、「つまらない」と「おもしろい」の境目ってどこにあるんだろうとか、なかなか哲学的な問いのようにも感じます。とても面白い本ですが、この本も100回読んだらつまらなくなるのかも(笑)。
評価:★★★★
Peter in Blueberry Land
(970語 YL:1.0)
ある朝、Peterはお母さんへの誕生日プレゼントにするためのクランベリーとブルーベリーを摘むために、森へ行きました。でも、どこにも見当たりません。しまいに、切り株に座り込んで泣き始めてしまいました。そこへ、リンゴくらいの大きさの、とても小さなおじいさんがやってきました。「元気を出しなさい。わしはブルーベリーの国の王様じゃ。ブルーベリーのあるところへ連れて行ってやろう。」と言っておじいさんがPeterを杖でつつくと、Peterの体も小さくなってしまいました!
体が小さくなったPeterが出会う青いブルーベリーの男の子達と、赤いクランベリーの女の子達の表情がとてもかわいいですね。赤と青の対比も鮮やかで、美味しいベリーの味が伝わってきそうです。絵柄は優しいタッチと色使いで、ほのぼの気分にひたれる一冊です。
評価:★★★
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Don't Let the Pigeon Drive the Bus!
(106語 YL:1.0)
バスの運転手さん曰く「ねえ、キミ。僕はちょっとあっちに行ってくるから、ちょっとバスのこと見ていてくれない?いいかい、決してハトにバスを運転させちゃだめだよ!」で、運転手さんがいなくなるとハトが出てきて「ちょっと運転してみてもいい?気をつけるからさぁ…。」
バスを運転したがるおかしなハトの絵本です。「ちょっとだけだから」とか「いとこも運転している」とか「5ドルでどう?」などいろんな理由でおねだりして何とかバスを運転しようとするハトの必死な姿が非常に微笑ましくてナイス。よくもこれだけいろんな言い訳を思いつくもんだと感心したり。でも、自分も小さい頃、親におねだりした時なんか、こんな感じだったのかなぁ、と思ったりして。
評価:★★★
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Joseph Had a Little Overcoat
(150語 YL:1.0)
Josephの小さなコートは古くなってボロボロ。そこでJosephはコートからジャケットを作りました。今度はそのジャケットがボロボロになって、ジャケットからベストを作りました。だけど、そのジャケットもボロボロになって…。
Josephは服がボロボロになってもすぐに捨てたりせずに、使えるところをしつこく使って新しいものを作ります。MOTTAINAIを体現する、ナイスリサイクルオヤジですね(笑)。
本に穴が開いていて、実際に前のページのコートの一部が次のページのジャケットになっているところが面白いですね。色使いもカラフルで楽しげです。子供の読み聞かせ用にぴったりかも。
評価:★★★
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Knuffle Bunny
(189語 YL:1.0)
Trixieは、お手伝いをします。お父さんと一緒にコインランドリーへ洗濯物を持っていきます。洗濯物を洗濯機に入れて家に帰る途中、Trixieは気がつきました。手に持っていたはずの、お気に入りのウサギさんのぬいぐるみが無いのです…。
まだ言葉のしゃべれない女の子Trixieが主人公ですが、とにかく彼女の表情が豊かで楽しいです。ウサギがいないことをお父さんに伝えようとする姿からは、一生懸命な気持ちがとても良く伝わってきます。
挿絵の背景は全てセピア調の写真で、その上にカラフルな人物の絵を重ねて描いています。とてもオシャレで、さらに温かみも感じられる絵柄ですね。
評価:★★★
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Gerald McBoing Boing
(476語 YL:1.0)
男の子Geraldは2歳になった。そろそろしゃべり始める歳だけど、彼の口から出てきたのは…「ぼよんぼよん」。医者に見せても原因は分からず、「ぼよんぼよん…どかーん!」
いろんな音を出す男の子Geraldのお話です。Geraldの口からは、"Boing Boing"以外にも英語のいろんな擬音が出てきて面白いですね。途中少しいじめられたりしてさみしい場面もありますけど、無邪気なGeraldの表情がとても可愛いです。
評価:★★★
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Anju and Zushio
(1,000語 YL:1.0)
父の汚名を晴らすべく、安寿と厨子王は、母とともに京へ向かう。しかし旅の途中で人買いにだまされ、母と引き離されて、さんしょう太夫に買われてしまう。太夫の家で厳しい日々を送る2人。そして安寿は厨子王を逃がしたために、殺されてしまう…。
有名な安寿と厨子王の絵本です。日本語とともに、なぜか英文が併記されています。絵柄がなかなか渋いのですが、英語圏の人が読んで面白いのかどうかちょっと疑問です(笑)。
評価:★★★
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Officer Buckle and Gloria
(807語 YL:1.0)
Buckleさんは警察官。子供達に、安全のための約束事を町のみんなに伝えるために、学校などを回っています。でも誰もBuckleさんの話を聞いていません。ところが、犬のGloriaを講演に連れて行くと、みんなはGloriaに釘付け。Buckleさんのもとには、あちこちから講演の依頼が来るようになるのですが…。
とても職務に忠実で真面目だけど、ちょっと面白味のないBuckleさんと、彼の後ろでたっぷりの愛嬌を振りまくGloriaの絶妙コンビがいい味出してます。お茶目なGloriaの姿が、躍動感たっぷりに描かれています。
評価:★★★
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A Crash Course For Molly
(559語 YL:1.0)
Mollyは自転車が大好き。でも運転するのがちょっと下手。障害物にぶつからないように、しっかりそれを見ていると、ついついそのまま障害物に突っ込んでしまう。そんなMollyに、自動車教習所の先生がアドバイスします…。
一生懸命自転車の練習をする女の子Mollyの絵本です。運転が下手なくせに、得意気な顔で自転車に乗るMollyの姿がなんともかわいいですね。絵のタッチもとてもやさしい感じで、ほのぼの感満載です。
評価:★★★
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Peter and the Wolf
(1,000語 YL:1.0)
少年Peterは朝起きて外に出ました。しかし、おじいさんに連れ戻されてしまいます。「狼が出るぞ。危ないぞ。」そして、家の塀の外側には本当に狼が出てきました。「フン!狼なんか怖くないぞ!」Peterは木に登り、狼を捕まえようとします…。
物語としては特にこれといった特徴はないのですが、音楽劇仕立になっているのが面白いですね。Peterは弦楽器、狼はフレンチホルン、小鳥はフルート、猫はクラリネットなど、それぞれの登場人物に楽器が割り当てられています。
それぞれの楽器の音色を想像しながら絵本を読むのもなかなか面白いですね。
評価:★★★
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