2020.08.21

Keeper of the Lost Cities


Keeper of the Lost Cities
(110,200語 YL:8.0)

卓越した知能や人の心を読む能力を持つ12歳のSophie。彼女は突然、知らない男の子に「君はエルフだね」と告げられる。彼に連れられてエルフの世界の学校に通うことになったSophie。そこで彼女はいろんな失敗もするが、次第に彼女がエルフの中でも特別な存在であることが明らかになってくる。そして、Sophieを狙う魔の手が迫る…。

Keeper of the Lost Citiesシリーズの第1巻です。いわゆる「ファンタジー学校もの」ですが、なかなか学校にたどり着かないハリポタとかと比べると、冒頭の早い段階でエルフの世界に入り込んでいきます。展開が早いのは良いのですが、世界観が分からないうちにストーリーがどんどん進んで行くので、ちょっと戸惑ってしまうところもあります。どうしてもハリポタなんかと比べてしまうと、もうちょっと際立ったオリジナル要素が欲しくなってしまいますね。

評価:★★★

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2020.07.24

The School for Good and Evil


The School for Good and Evil
(119,625語 YL:8.0)

Sophieはプリンセスになることを夢見る女の子。彼女は内気で暗い友達のAgathaとともに、何者かお伽噺の世界に連れ去られる。そこでAgathaはシンデレラなどのお伽噺の主人公が通ったという「善」の学校に入れられ、Sohpieは逆に悪役達の学校に入れられてしまう。何とかAgathaと立場を入れ替えようとするSophieだったが…。

The School for Good and Evilシリーズの第1巻です。ファンタジーの学校というと、ハリーポッターをはじめ多くの物語がありますが、この作品では、SophieとAgathaという二人の主人公の女の子の対比を軸にすることで独自性を出していますね。自分のことばかりで周りを省みないSophieが、周囲に思いやりをもって行動をするAgathaに嫉妬するという構図が主ですが、夢や希望、憎悪や嫉妬、愛と裏切りなど、様々な感情がぐるぐると渦巻く人間ドラマが楽しめる作品です。

評価:★★★★

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2020.03.28

Red Queen (The Chronicles of Alice, Book 2)


Red Queen
(75,110語 YL:8.0)

AliceとHatcherは、東の国へ売られていったHatcherの娘を探す旅に出る。2人は森の中ではぐれてしまい、Aliceはある村にたどり着く。そこの村では、山頂の城に住む女王に子供を差し出しているという。Aliceはその女王のもとへと向かうが…。

The Chronicles of Aliceの第2巻です。「不思議の国のアリス」をモチーフにしているシリーズですが、ストーリーには原作の要素はほとんど無いですね。相変わらずダークな雰囲気ですが、展開が荒唐無稽なところは原作にちょっと似てるかも。

評価:★★★

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2020.03.12

Alice (The Chronicles of Alice, Book 1)


Alice
(73,660語 YL:8.0)

彼女の「冒険」の数年後、Aliceは病院に収容されていた。ある夜、その病院で火事が発生。その最中に彼女は隣の部屋に収容されていたHatcherと共に逃げ出す。そして二人は、それぞれの過去を追い求めることになる…。

The Chronicles of Aliceの第1巻です。「不思議の国のアリス」をモチーフにしており、RabbitやCheshireなどの登場人物(動物?)も出てきますが、原作とは似ても似つかぬ、かなりバイオレンス度高めのダークファンタジーです。なかなか独特の世界観を醸し出している作品ですが、刺激の強いのが苦手な人にはお勧めしません。

評価:★★★

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2020.02.04

Son (Giver Quartet, Book 4)


Son
(71,195語 YL:5.5)

社会から子供を産む役目を与えられたClaire。しかし1人目の子供Gabeを産んだ後、その役割を外されてしまう。彼女は育成施設に預けられたGabeに度々会いに行くが、ある日Gabeが外の社会に連れ去れられてしまう。再びGabeに会いたいと願うClaireが取った行動は…。

Giverシリーズの最終巻です。今回のテーマは母と子の絆、愛でしょうか。子供に会うためには何を失っても惜しくないというClaireの強い気持ちが描かれています。シリーズを通じて「大切な人を守りたい」という愛情が伝わってきます。ただ、ストーリーの一貫性はあまり感じられず、短編オムニバスを読んでいるような感じがしました。いろんな謎が残ったまま完結しているような感じで、ちょっと消化不良な印象を持ちました。

評価:★★

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2020.01.25

Messenger (Giver Quartet, Book 3)


Messenger
(36,627語 YL:5.5)

村で盲目の男Seerと暮らす男の子Matty。彼の村は、これまで外の社会で困窮する人々を受け入れてきたが、今後はよそ者を受け入れないという方針を決定する。このままではSeerは別の村に住む一人娘のKiraに会えなくなってしまう。MattyはKiraを迎えに行くために森に入って行くのだが、そこは彼の知っている森ではなかった…。

The Giverシリーズの第3巻です。前二作の登場人物が出てきて、物語が繋がりはじめます。第2巻では子供っぽかったMattyがすごく成長して頼もしくなっていますね。いろんな能力を持つ登場人物達が絡み合って、どう物語が完結するのか気になりますね。

評価:★★★

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2020.01.18

Gathering Blue (Giver Quartet, Book 2)


Gathering Blue
(48,032語 YL:5.6)

父も母も失い、独りになった少女Kira。足の不自由な彼女はコミュニティを追放されそうになるが、織物の才能があったため、年に一回の祭典で"Singer"が皆の前で歌うときに着るローブの修復を任される。そのローブには、過去の様々な出来事が描かれていた…。

The Giverシリーズの第2巻です。ディストピア感あふれる前作と全く違い、ファンタジー風の物語です。いろんな謎を残したまま終わるので、ちょっと消化不良な感じですね。前作と今作が、今後どうシンクロしていくのかが興味深いところです。

評価:★★

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2019.10.01

Throne of Glass (Throne of Glass, Book 1)


Throne of Glass
(113,655語 YL:7.0)

残忍で独裁的な王が支配するAdarlan王国に囚われた、若き暗殺者Celaena。過酷な労役を強いられていた彼女にチャンスが与えられる。他の候補者と共に試練に挑み、最後の決戦で勝ち残れば、王国のために動く暗殺者としての仕事を与えられ、4年後には自由になれるという。彼女は試練に挑むが、挑戦者達は次々と不可解な死を遂げる…。

Throne of Glassシリーズの第1巻です。サスペンス要素が多いファンタジーかと思いきや、どちらかと言うとロマンス色が強い作品です。ストーリーも若きCelaenaと、彼女の世話をする衛兵長のChaol、そして王子Dorianの間の関係に重きが置かれています。そのせいもあるのか、主役のCelaenaは過去に何十人も殺めた歴戦の暗殺者という設定にも関わらず、少し隙が多くて大丈夫かな、という印象があります。この作品自体は、これから始まる冒険の序章という位置付けのようなので、今後に期待というところでしょうか。

評価:★★★

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2019.05.10

Percy Jackson and the Last Olympian (Percy Jackson, Book 5)


Percy Jackson and the Last Olympian
(80,000語 YL:6.0)

ついにKronosの総攻撃が始まった。オリンポス壊滅に向け、ニューヨークに進撃するKronos軍。その強大な敵に対抗すべく、Percyは一か八かの賭けに出る。そして、全面対決の結末は…?

Percy Jacksonシリーズ最終巻です。Kronosとの全面戦争で、全編手に汗握るバトルシーンのオンパレードです。Percyをめぐる予言や、宿敵Lukeとの対決、そしてPercyとAnnabethの関係など、いろんな事柄に決着がつきます。数々の神々やデミゴット達が織りなす刺激的なストーリー。児童書ファンタジー好きな人には自信を持ってオススメできるシリーズです。

評価:★★★★★

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2019.04.06

Percy Jackson and the Battle of the Labyrinth (Percy Jackson, Book 4)


Percy Jackson and the Battle of the Labyrinth
(95,000語 YL:6.0)

半神半人のデミゴット達のキャンプに、地下迷宮の入り口が見つかった。オリンポスの転覆を図るLukeがこの迷宮を通ってキャンプへの攻撃を企てているらしい。それを阻止するためには、迷宮の想像主であるDaedalusを見つけ、迷宮の道標となるAriadneの糸を手に入れなければならない。Annabethと共に迷宮に入ったPercy達であったが、彼らが見つけた驚くべき真実は…。

Percy Jacksonシリーズ第4巻です。今回はサテュロスGroverのPan探しの旅と、冥界の王ハデスの息子Nicoの苦悩も大きくクローズアップされており、いろんな登場人物の成長や心境の変化も楽しめます。Kronosの復活を企むLukeとの戦いも佳境に入ってきて、バトルシーンもどんどんスケールが大きくなってきます。最終巻に向けて盛り上がる展開ですね。

評価:★★★★

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