2021.01.11

Ever Never Handbook (The School for Good and Evil)


Ever Never Handbook
(30,000語 YL:6.0)

The School for Good and Evilシリーズ番外編。学校の入学案内ハンドブックという形式で、制服や校則、学校生活などの裏設定をカラーイラストで紹介。本編では読者の想像でしかなかった登場人物の姿や学校の様子がビジュアルで見られるのがファンとしては嬉しい。

最初から最後までネタバレ満載なので、少なくとも本編の3巻までを先に読んでから眺めるのがおススメ。

評価:★★★★

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2021.01.04

The Last Ever After (The School for Good and Evil, Book 3)


The Last Ever After
(181,540語 YL:8.0)

Tedrosと結ばれ、故郷の村に戻ってきたAgatha。しかし親友のSophieと結ばれた悪のSchool Masterは、世界を闇に葬り去ろうとする。Sophieを助け、世界を救うために再びおとぎ話の世界に戻ったAgathaとTedros。魔法のペンStorianが紡ぐ彼女達の物語の結末は…?

The School for Good and Evilの第3巻です。宿敵であるSchool Masterとの戦いについに決着の時が訪れます。善と悪の他にも、昔のおとぎ話の主人公たちも入り乱れて、壮大な最終決戦が繰り広げられます。親友であり、恋敵であり、倒すべき相手であるSophieとAgathaの関係がどうなってしまうのか、最後までハラハラしますが、愛情溢れるラストの読後感はとても爽快です。まさに傑作ファンタジー。

評価:★★★★★

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2020.10.27

A World Without Princes (The School for Good and Evil Book 2)


The School for Good and Evil
(113,680語 YL:8.0)

おとぎ話の世界から故郷の村に戻ってきたSophieとAgatha。しかしSophieは何者かに命を狙われ続ける。そしてまたおとぎ話の世界に戻った時、そこにあったのは彼女達が知る「善と悪の学校」ではなく、「男子と女子が対立する学校」。そして二人は、プリンス達から命を狙われることになる…。

The School for Good and Evilシリーズの第2巻です。前作の「善」対「悪」の構図から「男」対「女」の戦いになります。SophieとAgatha、そしてTedrosの三角関係が絶妙で、愛情、友情、嫉妬や憎悪などのベクトルがぐるぐると変化し、先の見えないスリリングな展開が続きます。読み応えたっぷりのファンタジーです。

評価:★★★★★

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2020.08.21

Keeper of the Lost Cities


Keeper of the Lost Cities
(110,200語 YL:8.0)

卓越した知能や人の心を読む能力を持つ12歳のSophie。彼女は突然、知らない男の子に「君はエルフだね」と告げられる。彼に連れられてエルフの世界の学校に通うことになったSophie。そこで彼女はいろんな失敗もするが、次第に彼女がエルフの中でも特別な存在であることが明らかになってくる。そして、Sophieを狙う魔の手が迫る…。

Keeper of the Lost Citiesシリーズの第1巻です。いわゆる「ファンタジー学校もの」ですが、なかなか学校にたどり着かないハリポタとかと比べると、冒頭の早い段階でエルフの世界に入り込んでいきます。展開が早いのは良いのですが、世界観が分からないうちにストーリーがどんどん進んで行くので、ちょっと戸惑ってしまうところもあります。どうしてもハリポタなんかと比べてしまうと、もうちょっと際立ったオリジナル要素が欲しくなってしまいますね。

評価:★★★

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2020.07.24

The School for Good and Evil


The School for Good and Evil
(119,625語 YL:8.0)

Sophieはプリンセスになることを夢見る女の子。彼女は内気で暗い友達のAgathaとともに、何者かお伽噺の世界に連れ去られる。そこでAgathaはシンデレラなどのお伽噺の主人公が通ったという「善」の学校に入れられ、Sohpieは逆に悪役達の学校に入れられてしまう。何とかAgathaと立場を入れ替えようとするSophieだったが…。

The School for Good and Evilシリーズの第1巻です。ファンタジーの学校というと、ハリーポッターをはじめ多くの物語がありますが、この作品では、SophieとAgathaという二人の主人公の女の子の対比を軸にすることで独自性を出していますね。自分のことばかりで周りを省みないSophieが、周囲に思いやりをもって行動をするAgathaに嫉妬するという構図が主ですが、夢や希望、憎悪や嫉妬、愛と裏切りなど、様々な感情がぐるぐると渦巻く人間ドラマが楽しめる作品です。

評価:★★★★

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2020.03.28

Red Queen (The Chronicles of Alice, Book 2)


Red Queen
(75,110語 YL:8.0)

AliceとHatcherは、東の国へ売られていったHatcherの娘を探す旅に出る。2人は森の中ではぐれてしまい、Aliceはある村にたどり着く。そこの村では、山頂の城に住む女王に子供を差し出しているという。Aliceはその女王のもとへと向かうが…。

The Chronicles of Aliceの第2巻です。「不思議の国のアリス」をモチーフにしているシリーズですが、ストーリーには原作の要素はほとんど無いですね。相変わらずダークな雰囲気ですが、展開が荒唐無稽なところは原作にちょっと似てるかも。

評価:★★★

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2020.03.12

Alice (The Chronicles of Alice, Book 1)


Alice
(73,660語 YL:8.0)

彼女の「冒険」の数年後、Aliceは病院に収容されていた。ある夜、その病院で火事が発生。その最中に彼女は隣の部屋に収容されていたHatcherと共に逃げ出す。そして二人は、それぞれの過去を追い求めることになる…。

The Chronicles of Aliceの第1巻です。「不思議の国のアリス」をモチーフにしており、RabbitやCheshireなどの登場人物(動物?)も出てきますが、原作とは似ても似つかぬ、かなりバイオレンス度高めのダークファンタジーです。なかなか独特の世界観を醸し出している作品ですが、刺激の強いのが苦手な人にはお勧めしません。

評価:★★★

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2020.02.04

Son (Giver Quartet, Book 4)


Son
(71,195語 YL:5.5)

社会から子供を産む役目を与えられたClaire。しかし1人目の子供Gabeを産んだ後、その役割を外されてしまう。彼女は育成施設に預けられたGabeに度々会いに行くが、ある日Gabeが外の社会に連れ去れられてしまう。再びGabeに会いたいと願うClaireが取った行動は…。

Giverシリーズの最終巻です。今回のテーマは母と子の絆、愛でしょうか。子供に会うためには何を失っても惜しくないというClaireの強い気持ちが描かれています。シリーズを通じて「大切な人を守りたい」という愛情が伝わってきます。ただ、ストーリーの一貫性はあまり感じられず、短編オムニバスを読んでいるような感じがしました。いろんな謎が残ったまま完結しているような感じで、ちょっと消化不良な印象を持ちました。

評価:★★

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2020.01.25

Messenger (Giver Quartet, Book 3)


Messenger
(36,627語 YL:5.5)

村で盲目の男Seerと暮らす男の子Matty。彼の村は、これまで外の社会で困窮する人々を受け入れてきたが、今後はよそ者を受け入れないという方針を決定する。このままではSeerは別の村に住む一人娘のKiraに会えなくなってしまう。MattyはKiraを迎えに行くために森に入って行くのだが、そこは彼の知っている森ではなかった…。

The Giverシリーズの第3巻です。前二作の登場人物が出てきて、物語が繋がりはじめます。第2巻では子供っぽかったMattyがすごく成長して頼もしくなっていますね。いろんな能力を持つ登場人物達が絡み合って、どう物語が完結するのか気になりますね。

評価:★★★

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2020.01.18

Gathering Blue (Giver Quartet, Book 2)


Gathering Blue
(48,032語 YL:5.6)

父も母も失い、独りになった少女Kira。足の不自由な彼女はコミュニティを追放されそうになるが、織物の才能があったため、年に一回の祭典で"Singer"が皆の前で歌うときに着るローブの修復を任される。そのローブには、過去の様々な出来事が描かれていた…。

The Giverシリーズの第2巻です。ディストピア感あふれる前作と全く違い、ファンタジー風の物語です。いろんな謎を残したまま終わるので、ちょっと消化不良な感じですね。前作と今作が、今後どうシンクロしていくのかが興味深いところです。

評価:★★

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