2020.07.24

The School for Good and Evil


The School for Good and Evil
(119,625語 YL:8.0)

Sophieはプリンセスになることを夢見る女の子。彼女は内気で暗い友達のAgathaとともに、何者かお伽噺の世界に連れ去られる。そこでAgathaはシンデレラなどのお伽噺の主人公が通ったという「善」の学校に入れられ、Sohpieは逆に悪役達の学校に入れられてしまう。何とかAgathaと立場を入れ替えようとするSophieだったが…。

The School for Good and Evilシリーズの第1巻です。ファンタジーの学校というと、ハリーポッターをはじめ多くの物語がありますが、この作品では、SophieとAgathaという二人の主人公の女の子の対比を軸にすることで独自性を出していますね。自分のことばかりで周りを省みないSophieが、周囲に思いやりをもって行動をするAgathaに嫉妬するという構図が主ですが、夢や希望、憎悪や嫉妬、愛と裏切りなど、様々な感情がぐるぐると渦巻く人間ドラマが楽しめる作品です。

評価:★★★★

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2020.02.04

Son (Giver Quartet, Book 4)


Son
(71,195語 YL:5.5)

社会から子供を産む役目を与えられたClaire。しかし1人目の子供Gabeを産んだ後、その役割を外されてしまう。彼女は育成施設に預けられたGabeに度々会いに行くが、ある日Gabeが外の社会に連れ去れられてしまう。再びGabeに会いたいと願うClaireが取った行動は…。

Giverシリーズの最終巻です。今回のテーマは母と子の絆、愛でしょうか。子供に会うためには何を失っても惜しくないというClaireの強い気持ちが描かれています。シリーズを通じて「大切な人を守りたい」という愛情が伝わってきます。ただ、ストーリーの一貫性はあまり感じられず、短編オムニバスを読んでいるような感じがしました。いろんな謎が残ったまま完結しているような感じで、ちょっと消化不良な印象を持ちました。

評価:★★

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2020.01.25

Messenger (Giver Quartet, Book 3)


Messenger
(36,627語 YL:5.5)

村で盲目の男Seerと暮らす男の子Matty。彼の村は、これまで外の社会で困窮する人々を受け入れてきたが、今後はよそ者を受け入れないという方針を決定する。このままではSeerは別の村に住む一人娘のKiraに会えなくなってしまう。MattyはKiraを迎えに行くために森に入って行くのだが、そこは彼の知っている森ではなかった…。

The Giverシリーズの第3巻です。前二作の登場人物が出てきて、物語が繋がりはじめます。第2巻では子供っぽかったMattyがすごく成長して頼もしくなっていますね。いろんな能力を持つ登場人物達が絡み合って、どう物語が完結するのか気になりますね。

評価:★★★

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2020.01.18

Gathering Blue (Giver Quartet, Book 2)


Gathering Blue
(48,032語 YL:5.6)

父も母も失い、独りになった少女Kira。足の不自由な彼女はコミュニティを追放されそうになるが、織物の才能があったため、年に一回の祭典で"Singer"が皆の前で歌うときに着るローブの修復を任される。そのローブには、過去の様々な出来事が描かれていた…。

The Giverシリーズの第2巻です。ディストピア感あふれる前作と全く違い、ファンタジー風の物語です。いろんな謎を残したまま終わるので、ちょっと消化不良な感じですね。前作と今作が、今後どうシンクロしていくのかが興味深いところです。

評価:★★

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2020.01.11

The Giver (Giver Quartet, Book 1)


Hello, Universe
(43,139語 YL:6.2)

家族構成や職業など、何もかもが管理・統制され、規律的で安全に暮らせるコミュニティ。その中で、12歳になったJonasが与えられた職業は、「記憶の伝承者」であった。彼は自らをThe Giverと呼ぶ老人から、過去の記憶を少しずつ受け継ぐが、そこにはJonasが見たことも感じたことも無い記憶が世界が広がっていた…。

The Giverシリーズの第1巻です。安全だけど無味乾燥なコミュニティにいたJonasが、美しさや汚さ、喜びや悲しみにあふれる世界を垣間見て、次第に変わっていきます。物語の前半は風景などの描写もなく、非常に冷たい感じの文章ですが、後半で色鮮やかな世界が広がり、そのギャップが素晴らしいです。もう後戻りはできない状況になったJonasが今後どうなるのか、続きが楽しみな作品です。

評価:★★★★

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2020.01.05

Hello, Universe


Hello, Universe
(45,965語 YL:5.0)

弱気な少年Virgilは、気になる女の子Valenciaに声をかけることもできない。何とかしたいと思い、自称・霊能力者のKaoriの家に向かうVirgilだったが、森の中の井戸に入って出られなくなってしまう。Virgilはこのまま、誰にも見つからずに息絶えてしまうのか…?

特に親しい友達というわけでもない女の子達が、断片的な情報を頼りに、行方不明になった少年Virgilを探すというプロットはなかなかユニークです。ただ、物語の中心であるVirgil自身は井戸に落ちている状態が続くので、ちょっと物語の起伏に欠ける部分もあります。暗闇や恐怖と戦い、己を見つめなおす少年の姿に焦点を当てて楽しむのがいい作品なのかも。

評価:★★★

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2019.06.28

The Battle for WondLa (WondLa Book 3)


The Battle for WondLa
(89,900語 YL:5.0)

ついに人間界のリーダーCadmusによる異星人への攻撃が始まった。しかし側近Lorocの裏切りにより、人類のユートピアNew Atticaは壊滅。残忍な殺戮をやめないLorocに対し、Evaは様々な種族や動物達と共に立ち上がる…。

WondLaシリーズ完結編です。惑星Orbonaの命運を左右する戦いがヒートアップ。強大な力に対して、勇気と生きる者への優しさで立ち向かうEvaの姿が印象的です。

評価:★★★

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2019.06.12

A Hero for WondLa (WondLa Book 2)


A Hero for WondLa
(71,200語 YL:5.0)

Evaは危険生物が闊歩する自然界を逃れ、人類の街New Atticaにたどり着く。そこは安全で、非常に管理された世界だった。彼女はそこで人間界のリーダーCadmusに出会い、自身の出生の秘密を知る。また、Cadmusの恐るべき陰謀を知った彼女は、親友となったRovender達と共に、New Atticaを逃げ出すのだが…。

WondLaシリーズの第2巻です。第1巻では謎に包まれていたEva誕生の秘密や惑星Orbonaの真実が明らかになります。Evaは様々な困難に直面しますが、その度に彼女の「優しさ」が彼女を突き動かし、そして救います。種族間の戦いがヒートアップしていきそうで、最終巻に期待が膨らみます。

評価:★★★

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2019.05.30

he Search for WondLa (WondLa Book 1)


The Search for WondLa
(93,815語 YL:5.0)

生まれた時から地下施設でロボットのMuthrに育てられてきた12歳の少女Eva。その施設が何者かに襲われ、Evaは地上に逃げる。そこは彼女が考えていた地球ではなく、不思議な生物が闊歩する惑星Orbonaであった。Evaは他に生き残った人類を探して旅に出るのだが…。

WondLaシリーズの第1巻です。主人公の女の子Evaが、世話役のロボットMuthrと、不思議な種族の男Rovenderと一緒に奇妙な世界を旅します。Evaは何故襲われるのか、女王とは何者なのか、また他に人類はいるのかなど、様々な謎が出てきます。まだ物語の核心には入っていない序章という雰囲気ですね。次作に期待です。

評価:★★★

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2019.05.10

Percy Jackson and the Last Olympian (Percy Jackson, Book 5)


Percy Jackson and the Last Olympian
(80,000語 YL:6.0)

ついにKronosの総攻撃が始まった。オリンポス壊滅に向け、ニューヨークに進撃するKronos軍。その強大な敵に対抗すべく、Percyは一か八かの賭けに出る。そして、全面対決の結末は…?

Percy Jacksonシリーズ最終巻です。Kronosとの全面戦争で、全編手に汗握るバトルシーンのオンパレードです。Percyをめぐる予言や、宿敵Lukeとの対決、そしてPercyとAnnabethの関係など、いろんな事柄に決着がつきます。数々の神々やデミゴット達が織りなす刺激的なストーリー。児童書ファンタジー好きな人には自信を持ってオススメできるシリーズです。

評価:★★★★★

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