2015.08.30

ジュラシックワールド

ジュラシックワールド観てきました。

夢のようなテーマパークが一転、凶暴な恐竜達で悪夢にというのはお決まりのパターンと言えるかもしれませんが、そんなものは些細なことです。映画館の大きなスクリーンで躍動する恐竜達を見るだけで、もうワクワク興奮が止まりません。

今回の強敵は、遺伝子操作によってデザインされた人造恐竜インドミナス・レックスですが、こいつが強くて素早くて賢くて、迫力満点!でもそれだけでなく、お馴染みの恐竜達も豪快に暴れ回ってくれます。スケールの大きさという点では、今回の作品が最高でしょうね。

映画も良かったですが、パーク公式サイトの作りも非常に凝っていて、まるで本物のテーマパークのサイトのようです。こんなパークなら行ってみたい!ただし安全が確保されていればの話ですけどね(笑)。

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2014.12.08

ロンドンからホグワーツへ

今日は日曜日でオフだったので、ロンドンからワーナーブラザーズスタジオの"The Making of Harry Potter"を見に行きました。ハリポタ映画のセットや小道具をそのまま展示する施設だそうで、ハリポタファンなら必見ですね。

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2014.06.04

シンドラーのリスト


シンドラーのリスト

「シンドラーのリスト」の原作を読んだので、せっかくなので映画の方も見てみることにしました。

原作もインパクトの強い作品だったのですが、ほぼ全編モノトーンで繰り広げられる映像のリアリティは想像を超えていました。セットで撮影された映画というよりは、まるで記録映像を編集したドキュメンタリー映画なのではないかと思うほどです。

全編目を覆いたくなるような残酷なシーンばかりですが、目をそらすことができません。単なる気まぐれで殺戮を繰り返すSS達、おびただしい数の死体、収容所に連れていかれる人々、離れ離れになる家族、そしてアウシュビッツ強制収容所の煙突から立ち上る煙…。人間はここまで残酷になれるのかと恐ろしくなります。

しかしそんな状況に対比して、人間の繋がりの素晴らしさがとても眩しく描かれているようにも思います。シンドラーが自らの工場を去る時に、彼が助けた多くの人々に囲まれ、感謝されながらも"I could have got more."(もっとたくさん助けられたはずだ)と悲しむラストシーンはとても印象に残りました。シンドラーと彼の工場の従業員は「助けるドイツ人と助けられるユダヤ人」というよりは、「残酷で理不尽な時代を共に生き抜いた戦友」とも言えるような関係だったのではないでしょうか。

評価:★★★★

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2010.03.29

ダレン・シャン

ロンドンまで行く飛行機の中で、ダレン・シャンの映画を見ました。正直な感想としては……

(以下、ネタバレ含みます)

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2009.06.08

BONES (vol.1)


BONES (vol.1)

ワシントンのJeffersonian Instituteに勤めるDr.Temperance Brennanは、法人類学者(forensic anthropologist)で骨の専門家。元スナイパーでFBI特別捜査官のBooth刑事は、彼女に墓地近くの池で発見された白骨死体の身元特定を依頼する。するとDr.Brennanは、被害者の年齢、性別、そして「テニスプレーヤーだった」という事実を即座に特定する…。

法人類学者Dr.BrennanとFBI特別捜査官Boothのが難事件を解決するクライム・サスペンスです。ストーリーの都合上、事故現場や人骨などショッキングなシーンが多いので、人により好みが分かれると思いますが、個人的には緻密なプロットや描写がとても気に入っています。

また、キャラクターも非常に個性的でいいです。科学的、客観的な証拠(scientific evidence)を重視するBrennanと、刑事として培ってきた経験に基づく直感で攻めるBoothというコンビは、一見相反するようで、お互いが補完し合う絶妙な関係ですね。美人で賢くて強いけど世間に疎いBrennanに対して、いろいろアドバイス(おせっかい?)をする同僚のAngelaもいい味出してます。

自分は英語字幕で観ているのですが、専門用語が多く、英語の難易度はかなり高いですね。事前に日本語字幕(もしくは吹き替え)で観た方が良かったかも。

評価:★★★★

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2009.05.07

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女


ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

ナルニア国物語の第1章“The Lion, the Witch, and the Wardrobe”の映画版です。

ストーリーはおなじみのもので、ペベンシー4きょうだいがワードローブの中を通ってナルニア国に行き、国を救うというものです。原作ストーリーに忠実なつくりになっていると思います。

見どころはというと、映像化されたナルニア国そのものですね。閉ざされた冬の世界や、魔女との戦いのシーンなど、CGを駆使しながらとても美しいものに仕上がっています。

想像なのですが、イギリスでは暗くて寒い冬が長ーく続くので、多くの人が春を待ちわびるのですが、そんな楽しみな「春」を奪う白い魔女は、英国ファンタジーの悪役としてぴったりなのかなあ、なんて考えています。

4きょうだいの中で一番印象的だったのは、やはり末っ子のルーシーですね。一番幼いにも関わらず、目の前で起こっていることをきちんと受け止めて、一番正しい道を迷いなく直感的に選んでいるように思います。

もう1回原作を読みなおしてみたくなりました。

評価:★★★

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2009.05.02

Red Cliff Part I


Red Cliff Part I

三国志の物語の中でも最大の見せ場とも言われる「赤壁の戦い」を描いた映画です。

武将は多数登場しますが、呉の大都督・周瑜 (トニー・レオン)と、蜀の軍師・諸葛孔明(金城 武)を中心に物語は進みます。彼らに比べると劉備の存在感の薄さがまたナイス(笑)。

陣形などの戦術や、戦闘シーンなんかはMatrixばりの非現実的なところもあり、リアリティを求める人にはちょっと歓迎されないかもしれません。でも個人的には、変にリアリティを追求するよりも、ド派手なエンターテイメントに徹しているところがよいと思います。特に蜀の武将達の活躍はいいですね。劉備の息子を助けるべく、白馬で単身敵陣に突っ込む趙雲、カッコ良すぎ。関羽の流れるような青龍刀さばきには、美しさすら感じさせます。張飛は…敵陣に手ぶらで突っ込んでパンチと体当たりで敵をなぎ倒すという、とても分かりやすい「馬鹿力キャラ」に仕上がっております(笑)。

個人的にはとても壮大な映像をとても楽しんだのですが、もしかしたら自分と意見が同じ人はあんまり多くないかもしれないとも思います。まず、三国志を読んだことが無い人は、あまり楽しめる作品ではないと思いますし、逆に思い入れがバリバリで、自分の中に世界観が完全に出来上がっている人は「こんなの違うー!」という意見が多いかもしれません。自分みたいに「中途半端な奴」にちょうどいい作品なのかも(笑)。

評価:★★★★

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2008.01.23

ダレン・シャン映画化!

児童書ホラーの代表作である、Darren Shan著のThe Saga of Darren Shanシリーズ第1作目、"Circue du Freak"ハリウッドで映画化だそうです。

僕もこのシリーズの大ファンなので、今から公開が楽しみです。見終わった後に「やっぱり原作の方が面白かった」などとありきたりな愚痴を言うのもまた一興(笑)。

映画では、物語の主要な登場人物の一人、Mr.Tallを渡辺謙さんが演じるとのこと。個人的には阿部寛さんがいいと考えていたのですが、ハリウッド的には渡辺謙さんというのはナイス選択だと思います。

主人公のDarren役は誰が演じるのでしょうねぇ。えなり君とかだったらどうしよう。「渡る世間は吸血鬼ばかり」なんつって(笑)。

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2007.11.04

ハリー・ポッターと炎のゴブレット


ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ハリー・ポッターシリーズ第4弾のDVDです。今回は、Triwizard Tournament(学校対抗戦)というとても分かりやすいイベントがあるので、バリエーションに富んで絵的にも映えますね。でも、相変わらず長い物語を2時間半に収めるのに苦労しているようですね。冒頭のQuidditch Worldcupは、試合中のシーンがバッサリカットされてるし、Harryが密かに想いを寄せる女の子Choに至っては、見せ場がほとんど無いです。彼女がRavenclawのSeekerであるとか、そんな説明も無かったように思います。「原作を読んでいない人や、前作までの映画を観ていない人はお断り」な作品であることには間違いありませんが、前作よりはやや改善したように思います。

登場人物に目を向けると、Viktor Krumって、結構イカツイですね。女の子のファンがいっぱいいるので、もっと今時のイケメン風かと思っていました。Cedric Diggoryの方がカッコイイ系ですね。でもやっぱり、この映画で一番の見所はYule Ballでの「いつもと違う」Hermioneなのではないかと思います。

評価:★★★

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2007.10.28

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターシリーズ第3弾のDVDです。今回は、さすがに長い物語(僕は原書を読むのに12時間以上かかりました(笑))を1作の映画におさめるのがかなり難しかったらしく、いろんなところに「端折り感」が残りました。原作を読んでいない人がついていけるのかどうか少々不安な作品です。登場人物の台詞もみんなちょっと急いでいるように感じました。いつも「音声も字幕も英語」で観ているのですが、前作までに比べてリスニングがかなりきつかったです。

ありきたりな感想ではありますが、「原作の方がよかった」と思ってしまいました。

登場人物はみんなまた成長してカッコよくなってきたのですが、Dracoはちょっと顔立ちが優しくなってきてしまったのがちょっと残念ですね(本人としては、そっちの方がもちろんうれしいでしょうけど)。前作までの方が「小悪役」っぽい感じが出ていたと思います。

評価:★★★

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