2009.11.06

Michelle Obama: An American Story


Michelle Obama: An American Story
(22,000語 YL:3.0)

Obama米国大統領の妻、Michelle夫人のバイオグラフィーです。彼女の性格や、彼女の家族に対する思いなどが述べられています。

どちらかと言うと楽天的で、夢が大きく、お金に無頓着なObama氏と、慎重で理論的なMichelle夫人は、一見正反対のように見えます。でも、お互いが持っていないものを補完し合うとてもいい関係のようですね。Obama氏が大統領選に立候補する際にも、Michelle夫人は家族やお金のことを理由に、まず反対しました。でも、誰よりも厳しい彼女を説き伏せ、「彼(Obama)が立候補するのに反対する理由はないわ。私が彼と結婚していること以外には。でも私はそこまで自分勝手じゃないけど」と言わしめたObama氏もすごいですね。Michelle夫人の支持を得るのは、米国国民の支持を得るのよりも難しいらしいです。

また、彼女が遭遇した様々な差別についても語られています。でも、彼女は社会に存在する「見えない壁」を打ち破り、弱い立場にある人たちのために努力します。「人生は不公平だ。努力しても求めるものが得られるとは限らない。それでも、何かを得ようとするならば、自分から行動しなければならない」というメッセージを発しています。「努力すれば、諦めなければ夢は必ず叶う」という少々単純なメッセージに比べて、力強さや現実を見据えたリアリティーを感じます。

評価:★★★

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2009.10.20

President Barack Obama in His Own Words

President Barack Obama in His Own Words
(15,000語 YL:4.0)

アメリカ合衆国のオバマ大統領のスピーチ抜粋集です。就任スピーチは全文が掲載されています。

スピーチを読んでいると、我々も幾度となくテレビなどで耳にした彼の声が聞こえてくるようです。いろんなスピーチに共通するメッセージとしては「我々が直面している21世紀の問題は、20世紀の問題とは異なる。」「世界中のあらゆる人々が協力して取り組まなければならない。」「アメリカは幾度も困難を乗り越えてきた。強い意思や覚悟があれば、これからも必ず乗り越えていける。」という感じのものです。

彼は、様々な問題を包括的に考えようとしています。例えば、石油エネルギーへの過度の依存を、単なる環境問題(地球温暖化)として捉えるのではなく、セキュリティリスクとしてもとらえています(情勢が不安定な中東の国々へ莫大なお金が米国から流れて、それが回り回ってテロリストの軍資金にもなっている)。経済、貧困、エネルギー、環境、安全保障、保険制度、教育、政治などにおける様々な問題は複雑に絡み合っており、それぞれについて単独で考えていては、おそらく問題は1つも解決しません。それらの問題を包括的に考えて、グローバルな規模で協力して取り組もうと唱えるリーダーはなかなかいないと思います。経済対策では高速道路の無料化を掲げる一方で、環境対策ではCO2排出量の大幅削減を宣言している日本のリーダーが、オバマ大統領のような包括的な視点で問題解決に取り組めるのかどうか注目したいです。

オバマ大統領自身も述べているように、まだ何も成し遂げていないうちに彼はノーベル平和賞を受賞してしまいました。彼の今後の行動や実績が賞に値するものになるかどうかは、もちろん現時点では分かりません。でも、彼の言葉には「信じてみよう」と思わせるパワーがあります。米国の人々が彼を信じて、彼に投票した気持ちが分かるような気がします。

上記リンクからPDFファイルがダウンロードできるようになっているので、興味のある方は一読をお勧めします。

評価:★★★★

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2009.08.31

衆院選2009 in CNN Student News

平日はいつもPodcastでCNN student news(CNNの教育現場向けニュースプログラム)をチェックしているのですが、今日のトップニュースは、日本の衆議院選挙での民主党の圧勝でした。

スクリプトを見ても分かるように、"political earthquake", "landslide victory", "crushing defeat"など、なかなか迫力のある言葉が並んでいます。日本でも「地滑り的勝利」とか「地殻変動」とか言いますが、物事が大きく変わろうとする様子を、大地が動く類の比喩を使って表現するのは、日本も米国も変わらないのかもしれませんね。

長年、日本を取材してきた記者は「50年続いた政権が代わることは、とてもエキサイティングだ」と述べています。日本の出来事が、海外でどのように報じられているのかをダイレクトに見るのもなかなか面白いですね。

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