2018.07.31

The Lock Artist


The Lock Artist
(123,909語 YL:7.5)

とある出来事がきっかけで喋れなくなった少年Michael。しかし彼には様々な鍵を開けられるという特殊な能力があった。それに気づいた大人達は彼を利用しはじめる。雇われ解錠師として様々な犯罪に関わり、幾多の危険な目にあうMichaelだったが、愛するAmeliaのためにも、もう後には退けなかった…。

犯罪に染まっていく少年解錠師を描いたサスペンスです。様々な場面で繰り広げられる金庫破りのシーンは緊迫感にあふれ、スリリングで読みごたえがあります。また、恋人のAmeliaとの関係も非常に繊細に描かれており、言葉を発することのできないMichaelが、絵を描いてAmeliaとコミュニケーションをとるシーンがとても印象的です。

犯罪に加担する苦悩や、Ameliaに対する想いなど、言葉には出てこないMichaelの感情が緻密に表現されています。米国エドガー賞受賞も納得の作品です。

評価:★★★★

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2018.07.20

Blood Beast
(The Demonata: Vol.5)


Blood Beast
(54,172語 YL:5.5)

Grubbsの家系は呪われていた。これまで何人もが凶暴な狼人間に変身し、命を落としてきた。そしてついにGrubbs自身にも変身の兆しが表れてきた。そして保護者のDarvishは、Grubbsが狼人間になってしまった時のために、Lambsという処刑部隊を準備していた。このままGrubbsは人間の心を失った獣になってしまうのか…?

Demonataシリーズの第5巻です。これまでは悪魔Lord Lossと人間の戦いがメインでしたが、今回は主人公Grubbsの中に潜む「獣の血」との内なる戦いになります。これまでの物語に比べて、フィジカルな戦闘シーンや場面転換が少ないので、少し刺激に欠ける部分はありますね。伏線のようなものはいっぱい張ってありそうなので、次巻へのつなぎの物語といったところでしょうか。

評価:★★

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2018.07.14

Dive: The Danger (再読)
(Dive Book Three)


Dive: The Danger
(26,412語 YL:4.5)

Dive 3部作の完結編を再読。海の底で繰り広げられる沈船財宝争奪戦。トレジャーハンターの陰謀や、最新鋭潜水機器との対決など、クライマックスにふさわしいハラハラドキドキの展開。

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2018.07.12

The Deep (再読)
(Dive Book Two)

Dive
Dive: The Deep
(27,199語 YL:4.5)

Dive 三部作の第2巻を再読。サンゴ礁を爆破して難破船の財宝を手に入れようとするトレジャーハンターと、それより先に宝を見つけようとするティーンエイジャー4人。ダイビングでは潜れない深さに潜水艇で潜航するなど、物語もどんどん深く、危険になっていきます。窒素酔い、ナイトダイビングでエア切れ、危険生物、減圧症などまさにピンチのオンパレード。

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2018.07.10

Dive: The Discovery (再読)
(Dive Book One)

Dive
Dive
(26,666語 YL:4.5)

Diveの第1巻を再読。ダイビングを通した4人のティーンエイジャーの冒険が活き活きと描かれています。BCなどの機材の扱いや、減圧症(decompression)の危険性などもしっかり描いていて、海底に沈む宝物というロマンにリアリティも加わって、いい感じ。

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2018.06.30

Bec (再読)
(The Demonata: Vol.4)


Bec
(61,933語 YL:6.0)

Demonataシリーズ第4巻を再読。男臭いダレン・シャンの作品の中で、珍しく女の子が主役。1600年前のキリスト教普及が進むアイルランドが舞台。旅の真の目的がなかなか明らかにされず、ちょっと謎めいた感じで話が進む。

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2018.06.18

Slawter (再読)
(The Demonata: Vol.3)


Slawter
(57,174語 YL:5.0)

Demonata第3巻を再読。ホラー映画撮影現場で起こる悪魔による殺戮の数々。でもこの作品で描いているのは、どちらかというと人間の恐ろしさの方かな。

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2018.06.03

The Power


The Power
(105,560語 YL:8.0)

世界中の女性たちが、突如強力な電撃攻撃能力を持ち、大の男も素手で倒せるようになった。抑圧されていた女性達は立ち上がり、腕力という最大のアドバンテージを失った男性も反撃する。政治や宗教、紛争など様々な場面で、男性と女性のパワーバランスが変わった世界を描く。オバマ前大統領もお勧めの1冊。

評価:★★★

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2018.05.15

Demon Thief
(The Demonata: Vol.2)(再読)


Demon Thief
(62,081語 YL:5.0)

Demonataシリーズの第2巻を再読。魔物にさらわれた弟を救うべく、様々な異世界を渡り歩く少年Kernelの物語。Lord Lossとの対決は、第1巻ではチェスでしたが、今回は鬼ごっこなテイスト。魔力で空を飛んだり、傷を治したり、なんでもありすぎる展開が気持ちいい。

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2018.05.03

Dark Matter: The Private Life of Sir Isaac Newton


Dark Matter: The Private Life of Sir Isaac Newton
(107,360語 YL:9.0)

Christopher Ellisは、ロンドン塔の造幣局に勤めるIsaac Newtonのアシスタントになった。Newtonはそこで通貨偽造などの監視を行っていた。そんな中、Ellisの前任者が堀の中で他殺体として発見される。NewtonとEllisはその真相解明に乗り出すが、さらに多くの被害者が出る。果たして犯人の目的は何か…?

万有引力の法則で有名なIsaac Newtonを主人公にしたミステリです。彼の洞察力が自然界の法則だけでなく、殺人事件にまで応用されるところがユニークです。主人公のNewtonとアシスタントで語り手のEllisの関係は、まるでホームズとワトソンのような関係ですね。

評価:★★

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