Hell Followed with Us
Hell Followed with Us
(90,000語)
人類の多くが死滅した世界。Benjiは父を殺した狂信的カルトから逃れて、LGBTQ+の人達の施設に身を寄せる。復讐を誓う彼はカルトと戦い、そして彼の中にウイルス兵器として仕組まれたSeraphが目を覚ます…。
評価:★★
Hell Followed with Us
(90,000語)
人類の多くが死滅した世界。Benjiは父を殺した狂信的カルトから逃れて、LGBTQ+の人達の施設に身を寄せる。復讐を誓う彼はカルトと戦い、そして彼の中にウイルス兵器として仕組まれたSeraphが目を覚ます…。
評価:★★
The Clockwork Sparrow
The Clockwork Sparrow
(52,600語)
ロンドンに華々しくオープンするSinclair百貨店。しかしそこで展示されるはずの価値ある「時計仕掛けの雀」が何者かに奪われてしまう。盗みの疑いをかけられた売り子のSophieは解雇されてしまうが、職場で知り合ったLilらとともに謎の真相に迫る。
評価:★★
Icebreaker
(107,250語)
大学にある2つのスケートリンクのうち1つが破壊され、アイスホッケーとフィギュアスケートがリンクをシェアして練習することに。そこで知り合ったホッケーチームキャプテンのNathanとフィギュアスケーターのAnastasiaは互いに惹かれ合うようになる。しかし、AnastasiaのパートナーであるAaronを負傷させた罰として、Nathanはホッケーの練習停止に追い込まれる。そこで彼はAnastasiaの練習パートナーとなり、二人の絆はさらに深まる。氷上で繰り広げられる熱いラブロマンス。
評価:★★
Orbital
(65,000語)
宇宙ステーションに滞在する6人の宇宙飛行士。彼らが感じる高揚感、不安、地球や国家、そして人々のこと。華やかながらも孤独な彼らの内面に広がる宇宙を美しく描く。
評価:★★★★
Night Watch
(95,000語)
精神病患者保護施設に連れてこられた母娘。娘は母のメイドであると偽って、保護施設で母の世話を続ける。彼女達はそこで守衛Night Watchと出会うが、しかしお互いの間にはとても深い関係があった。
評価:★★
Kill Joy
(25,000語)
Pipは友達の家に呼ばれた。そこで行われるのは参加者が役割を演じつつ犯人を推理するマーダーミステリーゲーム。最初は乗り気で無かったPipだが、次第にのめり込んでいき、本気で推理を始めだす。果たして彼女は真犯人を当てることができるのか…?
"A Good Girl’s Guide to Murder"シリーズの前日譚です。友達同士で集まってマーダーミステリーゲームで役を演じるという趣向は面白いですが、いかんせん架空の殺人事件ということで、ちょっと緊張感に欠けるところがありますね。舞台背景(以前に街で起こった殺人事件とか)やPipらの登場人物についての前提知識が無い状態でこの作品だけ読んでも、あまり楽しめないように思うので、あくまでGGGMシリーズのファン向けの作品でしょうね。
評価:★★★
Yellowface
(91,790語)
売れない作家のJuniperは、友人で売れっ子作家のAthenaが目の前で死んでしまうのを目撃してしまう。彼女はAthenaが遺した原稿盗み出し、それを自身の新作として出版したところ大ヒット。しかしその作品はネット上で物議を醸し、Juniperは次第に精神的に追い込まれていってしまう…。
出版の世界を舞台にしたサスペンスです。罪悪感とプレッシャーの中で、Juniperの盗作がばれてしまうのか、隠し通すのか、それとも自ら自白するのか、最後まで結末の読めない展開が楽しめます。この作品の著者Rachel F. Kuangもアジア系の作家であり、おそらくは自身も体験したであろう、出版界における人種的な問題も描かれており、そこも非常に興味深いです。
評価:★★★★
Magic Study
(105,000語)
北の国Ixiaを離れて南の国Sitiaに向かったYelena。家族との再会を果たした彼女は、かつては自分を殺そうとした魔法使いIrysのもとで魔法の修行を開始する。しかしSitiaでは少女の誘拐殺人が連続して発生。事件を解明するために奔走するYelenaは、次第に自分の能力を開花させていく…。
Studyシリーズの第2巻です。1巻では司令官の毒味役という一風変わった設定だったYelenaですが、今作では秘めた能力を持った魔法使いという、わりとファンタジーではオーソドックスな設定になってしまったのがちょっと残念ですね。ただ、前作はIxia一国に閉じた話だったのですが、他の国や部族なども出てきて、その点では物語が広がりを持ってきます。
評価:★★★
Attention Span: A Groundbreaking Way to Restore Balance, Happiness and Productivity
(50,000語)
メール、SNS、動画サイトなど、あらゆるデジタルメディアは短い時間で我々の注意を引こうとし、それにより我々は長時間何かに集中することが難しくなっていると説く。
「ついついスマホを触ってしまい、無駄に時間を過ごしてしまう」ことで悩む人にはお勧めの一冊。誰にでも即効性のある処方箋はなかなか無いけど、だいたい毎日何時頃に集中力が増すのかとか、自分のメンタルリソースが枯渇している時には無理をしないなど、自分自身の行動パターンに意識を向けて生活するのがよいのかな。
評価:★★★★
Fall of the School for Good and Evil
(80,000語)
混乱に陥るThe School for Good and Evil。予言は告げる。学校を統べるSchool Masterになれるのはただ一人。善のRhianか、悪のRafalか、それとももう一人の候補者か…?
"The school for good and evil"のプレストーリー(後編)です。本編のラスボスと言えるRafalがいかにRafalになったのかの真実が語られます。でも主役はちょっとPeter PanやHookに持っていかれている感じ。
評価:★★★
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